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(公財)ミズノスポーツ振興財団では、(公財)日本体育協会、(公財)日本オリンピック委員会と共催で、1990年度より「ミズノ スポーツメントール賞」を制定しています。この賞は、我が国の競技スポーツおよび地域スポーツにおいて選手の強化・育成ならびに地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰するとともに、優秀な指導者の育成を目的に制定したものです。
2月28日(木)、グランドプリンスホテル高輪で2012年度選考委員会を開催し、受賞者を以下の通り決定いたしました。
なおこの「ミズノ スポーツメントール賞」の表彰式は、4月18日(木)にグランドプリンスホテル新高輪で行います。 |
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| 第23回(2012年度) ミズノ スポーツライター賞 |
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<制定目的> |
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| スポーツに関する優秀な作品とその著者(個人またはグループ)を顕彰してスポーツ文化の発展とスポーツ界の飛躍を期待するとともに、これからの若手スポーツライターの励みになる事を願い制定 |
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<選考対象> |
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| 主として新聞・雑誌・単行本などを通じて書かれたスポーツ分野の報道・評論・ノンフィクション等で、当該年度に発表されたもの |
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| ・委員長 |
岡崎 満義 氏(元(株)文藝春秋取締役、「Number」初代編集長) |
| ・委 員 |
杉山 茂 氏(スポーツプロデューサー 元NHKスポーツ報道センター長) |
| ・委 員 |
高橋 三千綱 氏(芥川賞作家) |
| ・委 員 |
ヨーコ ゼッターランド 氏(スポーツキャスター) |
| ・委 員 |
上治 丈太郎 氏((公財)ミズノスポーツ振興財団 副会長)
※順位不同 |
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| 《対象者》 |
日本人および日本在住の外国人 |
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<受賞者及び選考理由> ※所属・年齢などは当時のものです。 |
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ミズノ
スポーツライター賞 最優秀賞 |
(トロフィー、副賞100万円) |
| 「柔の恩人 「女子柔道の母」ラスティ・カノコギが夢見た世界」 |
| 小倉 孝保(おぐら たかやす) 小学館 |
| 今や世界中で親しまれている柔道。柔道は講道館を興した嘉納治五郎が柔術を改革して世に広めた日本固有の格闘技だが、そのグローバル化は必ずしも日本人の努力にのみ因るものではなかった。ましてや女子柔道は、日本の閉鎖性がその発展自体を阻んでいた側面さえある。本書は女子柔道の発展、とりわけ五輪種目への採用に尽力した一人のアメリカ人女性の生きざまを描いた迫力に満ちた伝記である。スポーツ界の女性差別と闘い続け、女子柔道をオリンピックの正式種目に採用させ国際化の道を開いた「女子柔道の母」ラスティ・カノコギの生涯を描いた本書は、柔道を愛し、世界に広め、女子の差別と闘った稀有なスポーツ界の恩人の貴重な記録を残したことでも価値のある秀作である。 |
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ミズノ
スポーツライター賞 優秀賞 |
(トロフィー、副賞50万円) |
| 「「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー」 |
| 橋 秀実(たかはし ひでみね) 新潮社 |
| 名だたる受験校、勉強一筋の秀才ぞろいの開成高校野球とはいったいどんなものなのか、その秘密はどこにあるのか、著者はその素顔を探りに開成通いをはじめ、青木監督はじめ選手たちに執拗なインタビューを試みる。その結果、高校野球の常識に真っ向から挑戦する、摩訶不思議な開成野球のスタイルが浮かび上がってくる。微苦笑を誘う著者と選手や監督とのやりとりが、そこはかとないユーモアを漂わせ、本書全体を楽しく読めるものにしているが、ほんわかムードの中にもキラリと光るメッセージがいくつも含まれている。『はい、泳げません』や『おすもうさん』という著者の過去の作品同様、今回も受験校の野球部というユニークな素材をユーモラスに紹介した心温まる一書である。 |
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ミズノ
スポーツライター賞 優秀賞 |
(トロフィー、副賞50万円) |
| 「北緯43度の雪 もうひとつの中国とオリンピック」 |
| 河野 啓(こうの さとし) 小学館 |
もはや40年も前の話となった札幌冬季オリンピック、あの選手たちの中に亜熱帯の国・台湾からの参加者がいたことなど、現在はもちろん、当時もさほど注目された形跡はない。アルペンと距離競技に出場し、どれもほとんど最下位に低迷したが、それでも「中華民国ROC」という名前を参加35か国の一角に残したのであった。
1972年冬、札幌冬季オリンピック大会にスキー選手として出場した台湾選手が、「2つの中国問題」をめぐる政治的な対立のなかで翻弄される姿と、当時の選手達にスキーを指導した日本人コーチ・大熊勝朗氏との交流を描きながら、オリンピックが抱えるナショナリズムや、政治とスポーツの問題をあぶり出している。テレビのドキュメンタリーにも似た構成力は魅力的であり、好著と言える。 |
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