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メアリー・サンダースDr.来日記念セミナー レポート
2006年 RENOツアー レポート

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我々‘TeamMIZUNO’一行はメアリーDr.が教鞭をとっているネバダ州立大学リノ校の宿舎に泊まり、2日間の研修を受けてきました。
今回初の海外研修で、いろんなことを手探りで準備をしていただいた事務局の皆様とメアリーにまずはお礼を述べさせていただきます。双方のお力のお陰で、私たち一行は非常に有意義な時間を過ごすことができました。自分自身の今後の指導とその方向性に大きな気づきや確信を持つことができたと思っています。ありがとうごさいました。
この研修の内容を“ヤッピー”こと八尋敦子と“真理ちゃん”こと大木真理がレポートさせていただきます。
八尋敦子
八尋敦子
大木真理
大木真理
MIZUNOアクアアドバイザー

※レポート内の写真をクリックすると拡大画像が表示されます。
大学入口
大学入口
学食前の噴水と鴨
学食前の噴水と鴨

我々一行が訪れたネバダ州立大学リノ校は学生総数30,000人、創立132年を誇る・・・それはそれは広く、いくつもの校舎と野球場やアメリカンフットボール場、テニスコートなどが広がり、キャンパス内には緑も多く、大変心地よく快適に勉学にいそしめる環境でした。

・・・・が、学校から5分も歩くとカジノのあるホテル群が立ち並んでいるのは、果たして環境がよいといえるのでしょうか!???(笑)

そんな中、今回の研修内容は「Connecting assessments to training objectives for health and functional goals ; 体力査定と健康&機能的ゴールのためのトレーニング目的を連結する」。つまり・・・「体力レベルを知ることで始めて、本当に効果的なエクササイズの作成が可能となる」ということに一貫していました。

1日目は私達自身のアセスメント(体力査定)、2日目はその結果に合わせたトレーニングプログラムを考え、実際に体験するという内容でした。

では、実際にどんなことを体験したのかお伝えしていきましょう。



7/22(1日目)
本日の目的: 自分の体力査定を行い評価する。
査定内容:

(1)心臓血管系持久力(トレッドミルテスト&ステップテスト)(2)骨密度(3)体組成(4)柔軟性
(5)筋持久力(6)機能的ADL(敏捷性&静的・動的バランス)


トレッドミルテスト
トレッドミルテスト
前日からアルコールを抜いて臨む体力査定、日本では査定を行うことばかりなので、被験者の気持ちがよくわかるよい機会です。今回ヤッピーが特に楽しみにしてきたものが2つ。トレッドミルテストと骨密度測定です。特にトレッドミルテストは日本でも大学など研究機関でないと測定できないテスト。マスクを装着してトレッドミルを走りながら、途中途中指先を針で刺し採血します。その時の酸素摂取量や二酸化炭素排出量、乳酸値などが算出され、そこから自分の心臓血管系持久力の評価が行えるのです。

強度が上がってきつくなってくると周りで「プ〜シュ!!」(push!)と掛け声がかかり、頑張らざるを得ない状況となります。(オニ!!)久しぶりにMAXに近いところまで強度を上げ、ゼェゼェ・・・〜。「たまにはこの位やらないとなぁ・・・。」とか「ひょっとしたらまだまだ行ける?」などと、一人、部活をやっていた昔を懐かしみながら自分の今の体力を確認しました。

そして、もう一つ骨密度測定(DEXAテスト)。

DEXAテスト
DEXAテスト
こちらは寝ているだけで、骨量や筋肉、体脂肪量が測定できるので楽ちん!プリントアウトされた結果をグループの人たちと比べながらワイワイガヤガヤ〜。私は以前より骨密度が低下していたことにちょっとショック!きっとお産して授乳していたせいだ!?これからカルシウムをしっかり取らなくては・・・・!!午前中にその他の測定も行い、久しぶりに真剣にカールアップや腕立て伏せをやってちょっとお疲れモードになった所でランチタイムです。

午後はこれらの結果を自ら評価してみます。さて、どんな評価になるかなぁ???メアリーDrの共同研究者で助教授でもあるノーラさんから測定結果の見方やLT値AT値の出し方などを教授してもらい、「ほほ〜!」と感心したり、「こんなはずでは・・・」と落ち込んだり、自分の結果に一喜一憂するのでした。

今回体力査定することで意外な発見ができ、これから強化しないといけない体力要素が具体的に表れて自分自身モチベーションアップができました。きっと私たちが査定しているメンバーさんもこんな気持ちでいるのでしょう。やはり査定で課題を発見するということは大切ですね。さて翌日はこの結果を元に必要なトレーニングを組み立てていきます。

・・・2日目へ続く・・・

7月23日(2日目)
1日目の体力査定を終えた私達は、2日目に心肺機能向上のための7つのエクササイズを体験しました。

実技を行った大学のプール
実技を行った大学のプール
(25m×8コース&ダイビングプール)
メアリーDr.の講習風景
メアリーDr.の講習風景

目的は(1)心肺機能向上(2)体重管理(3)体脂肪燃焼です。これらの目的を達成するための条件は、まずクライアントが目的を持っていること、その目的に合った運動強度を個別に保つことです。そうすることでより健康的或いは機能的な状態が実現できるというわけです。

今回紹介された7つのエクササイズはRPE(主観的運動強度)10〜18、「楽である〜非常にきつい」範囲のものでした。その内の1つ「Sprit Training Combinations スプリットトレーニングコンビネーション」をご紹介します。スプリットとは分割、分散するという意味。

例えば30秒から1分間泳ぎの手法でRPE14〜17、アクティブレストを挟み、30秒から1分間は抵抗を活用した動きでRPE14〜17を保つ・・・使用部位や器具、水深を変えるなど異なるトレーニングを交互に組み合わせて目標心拍数を保つ方法です。時間の感覚も時計を見ながら行うのと残り時間がわからないで行うのとでは、力の入り具合が違います。気持ちが効果の質を左右することもわかりました。いつもは指導者としてデッキ上から行っているわけですが、自分が水中で体験することで持続時間や強度設定、また指導者のキューイングのタイミングや参加者のスキルによって同じエクササイズでも効果が出せるかどうかが決まるということも実感できました。

レッスンは指導者と参加者との双方向のキャッチボールであり、「参加者が満足するレッスン」を参加者と一緒に考え、実現するために導いていくことが私達の仕事ではないでしょうか。そのためには知識や理論は勿論のこと、人の心の声を聴く力、臨機応変力、演出力など多岐にわたる能力が必要だと感じました。

『その人の現在の体力レベルを知ることで、本当にその人にフィットしたトレーニングが組み立てられる=望みが叶う』自分自身を知り、自分の仕事を見直すきっかけになる非常に貴重な体験ができました。

講師陣と夕食を兼ねた修了式。
講師陣と夕食を兼ねた修了式。
一人一人に大学の認定書とコース修了証が手渡されました
大学の専用フォルダーに入った修了書とお土産?!
大学の専用フォルダーに入った
修了書とお土産?!
今回の研修で学んだことを今後の指導現場や研修を通じて多くの方達へ伝えてきたいと思っています。

リノ大学は広大な敷地に緑も多くとてもいい環境です。学食や生協などプチ大学生気分も味わえ、楽しい時間が過ごせること間違いなし。




タホ湖

来年は私たちと一緒に行きませんか、GO!GO! RENO!!

大学の近くには世界で一番標高の高い場所にある美しい“タホ湖”がありますよ!
避暑に最適!
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