近年、CSR(注)の取り組みが活発になってきました。企業がCSRに取り組み、社会的責任を果たすことが企業の持続的発展に必要欠くべからざるものとみなされるようになりました。これは、企業は「経済」「環境」「社会」の3つの分野でバランスよく社会的責任を果たすべきであるという考えに基づいています。企業のCSRの取り組みが企業の製品やサービスを購入する際の重要な情報となったり、企業格付けにも利用されるようになりました。ITの発展やグローバライゼイションにより、各国の相互信頼が以前にもまして重要になってきています。そのためには国際的な責任も果たせるCSRの取り組みが必要と考えています。
当社は、社会的責任を果たすべく、以前より倫理規範を制定し遵守に努めてきました。特に、環境の分野では、1991年に環境保全活動”Crew21”をスタートさせ、「継続させることこそ力である」ことを信じて環境保全活動を推進してきました。2002年2月に日本の全社員が参加し、全事業所でISO14001の認証を取得しました。また、2004年5月には、海外最大の生産子会社である上海ミズノでISO14001の認証を取得しました。今後も他の海外子会社でのISO14001認証取得を継続して参ります。ISO14001は一度取れば生涯保持できる運転免許証ではなく、毎年サーベイランスを受け、3年に一度更新審査を受けねばなりません。この仕組みは、継続的に活動を進めなければならない環境保全活動にとって大変有効な手段であります。私たちは、ISO14001の維持改善に努めて参ります。
「ゴミは分別すれば全て資源」というゼロエミッション(廃棄物ゼロ)に取り組み、工場における廃棄物を分別し、再資源化し、2003年3月ゼロエミッションを実現しました。現在もゼロエミッションを継続していますが、今後は、より環境負荷の小さい再資源化を採用し、併せて、廃棄物自体の発生量削減に努めて参ります。また、リサイクル可能な素材・リサイクルされた材料の使用、製造工程での環境保全、有害物質の不使用等環境に配慮した商品の開発にも努めて参ります。
当社は環境の分野に加えて経済及び社会の分野でも今まで以上に社会的責任を果たすべく、2004年3月に
CSR専任部署、4月にCSR推進委員会を設置しました。
まず、行動規範を制定し、経済、社会及び環境分野で弊社の社会的責任を明確にしました。それに伴い、新たなコンプライアンス教育とともに、コーポレート・ガバナンスとリスクマネジメント強化に向けて色々な取り組みを開始しております。株主、お客様等それぞれのステークホルダーのご要望に誠実にお応えしていきます。スポーツにフェアプレーが特別に重んじられるように、当社もスポーツに携わる企業として、CSR体制を構築して、フェアプレーに努めて参ります。
(注)Corporate Social Responsibility : 企業の社会的責任
ミズノ株式会社 代表取締役社長 水野正人

※各ページはPDF文書です。
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