MARVIS LAND
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スペシャルレポート
> No.5〜野山に飛び出そう
◎OLの基本ルール(1)
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OLの基本ルール(2)
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シルバ・コンパスの使い方
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上級者を目指そう
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全国のオリエンテーリング協会
地図とコンパスだけをたよりに、自然の野山に定められた「ポスト」と呼ばれる目標を探しだし、決められた方法でできるだけ早く回ってゴールする。オリエンテーリングは、体力だけでなく、推理力、注意力、判断力を必要とされる、頭と精神のスポーツだ。
もとは軍隊の斥候(戦場の地形や敵の動きをひそかに探る役目)訓練がきっかけで生まれたこの競技、正式名をドイツ語で「Orientierungs Lauf(方向を定めて走るの意)」という。これを略して「OL」という呼び方が世界共通で親しまれている。
OLは競技会も盛んに行われているが、参加者は性別、年齢別、経験群別のクラスで分けられるため、初心者や子供、お年寄りでも気軽に参加することができる。また、全国各地にあるパーマネントコースでは、いつでもOLを楽しむことができる。
自然を体いっぱいで感じながら、さまざまな能力を駆使してゴールを目指していく。まるで、忘れていた野性の感覚が呼び覚まされるような気分。それがOLの魅力だ。
■スタート
OLで必要なものは、地図とコンパスとチェックカード。
競技会では、あらかじめポスト位置が記されている地図がスタート時に渡される。
パーマネントコースの場合は、近くの売店などで地図を購入し、スタート地点にあるマスターマップ(親地図)から赤エンピツなどでポスト位置を写しとる。
■ポスト
地図上に指定されたポストを、順序通りに回る(各ポストの間はどのルートを通ってもよい)。ポストに置かれた標識(ポストマーク)を見つけたら、通過した印をチェックカードにつける。印をつける方法は、パンチで穴を空けたり、ポストマークに書かれた記号を記入するなどの方法がある。
■ゴール
ゴールまでのタイムが計測される。チェックカードにもれなく印がついていること、規定時間以内にゴールしていること、この2点が守られなければ失格となる。
■地図の読み取り方
地図を正確に読み取ることは、OLの基本中の基本となる。等高線や地図記号から地形を読み取り、適確なルートを設定するためだ。
通常の地形図に手を加えたOL用の地図(「O-マップ」という)は、地名などの固有名詞が記入されておらず、地形図にはない特徴物(こぶ、穴、岩など)が記号で記されている。また、コンパスが使いやすいように磁北線が示されている。
OLでは、通常1万〜2万分の1の地図を使う。地図の縮尺が1万5千分の1ならば、地図上の1cmは実際の150mを表わしている。縮尺の分母(この場合は15,000)の下2ケタの0を消した数字(15,0
00
→ 150)が、地図上の1cmで表わされる実際の距離(メートル)と覚えておけばよい。
←
ポスト位置説明表
ポスト位置を表す記号
→
右の表は、ポストマークの位置を記号や言葉で説明したもので、スタート時にマップといっしょに渡されたり、マスターマップといっしょに掲示されたりする(通常、競技会のポスターマークは、通過する順序とは関係ない31以上の2ケタ、または3ケタの数字で表される)。
■磁北線とは?
地図上に記されている北は「真北(北極)」を示すが、コンパスの指す北は「磁北」といって、カナダの北方にあるハドソン湾付近の「磁北点」を示している。真北と磁北の間には「磁針偏差」と呼ばれるずれがあり、日本では、この偏差が5〜10度ほどある。そのため、国土地理院発行の地形図には、それぞれの地域の偏差が度数で記入されている。O-マップには、あらかじめ磁北線が記入されている。