成人病の中でも心臓にかかわる狭心症や心筋梗塞といった症状を医学的には「虚血性心疾患」あるいは「冠動脈性狭心症」と呼ぶ。これらは何の前ぶれもなく突然発症することもあるが、多くは発症前にいくつかの誘因を持っている。この誘因を「冠危険因子」という。 「冠危険因子」の中には高血圧や高脂血症(血液中の脂質であるコレステロールなどが異常に増えた状態)、糖尿病といった病気のほかに、運動不足や喫煙などのライフスタイルも含まれている。これらをいかに改善するかが成人病を予防するための決め手になる。 ウォーキングにっよってこの「冠危険因子」のうち半分までは改善することが可能といわれている。病院の検査などで異常が出ていなくても、体力が落ちてきたり、体重が急に増えたりするような自覚症状がある場合は、ウォーキングをするなど早めの対処で成人病を予防しよう。